ファクタリング手数料の相場
ファクタリングの手数料は、売掛金額に対する割合(%)で設定されます。方式によって相場が大きく異なります。
| 方式 | 手数料の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 2社間ファクタリング | 10〜20%程度 | 取引先への通知不要・最短即日 |
| 3社間ファクタリング | 1〜9%程度 | 取引先の承諾が必要・手数料が低い |
たとえば売掛金500万円を2社間で手数料15%でファクタリングした場合、受け取れる金額は500万円 × (1 − 0.15)= 425万円となります。手数料75万円が差し引かれる計算です。
3社間であれば手数料5%の場合、受取額は475万円。同じ売掛金でも方式と会社の選択で大きな差が出るため、複数社を比較することが重要です。
手数料が決まる主な要因
ファクタリングの手数料は一律ではなく、いくつかの条件によって変動します。
① 売掛先(取引先)の信用力
売掛先が大企業や上場企業、官公庁などの場合は信用力が高いとみなされ、手数料が低くなりやすい傾向があります。逆に売掛先が中小企業や設立間もない会社の場合は、リスクが高いと判断されて手数料が上がることがあります。
② 売掛金の金額
金額が大きいほど手数料率が低くなるケースがあります。少額の売掛金は1件あたりの手続きコストが相対的に高くなるため、手数料率が高めに設定されることがあります。
③ 支払いサイト(入金までの期間)
売掛金の入金予定日が遠いほど、ファクタリング会社が資金を立て替える期間が長くなるため、手数料が高くなりやすいです。支払いサイトが60日・90日と長い場合は特に影響します。
④ 2社間か3社間か
2社間は取引先への通知なしで完結できる分、ファクタリング会社が負うリスクが高くなります。そのため、3社間と比べて手数料が高くなるのが一般的です。
⑤ 利用実績・継続利用
同じファクタリング会社を継続して利用すると、実績に応じて手数料が下がるケースもあります。初回は高くても、関係性を築くことでコスト改善できる場合があります。
手数料以外に気をつけるべき費用
手数料率だけで比較するのは危険です。ファクタリング会社によっては、以下のような費用が別途発生することがあります。
- 登記費用・印紙代:債権譲渡登記が必要な場合に発生
- 審査手数料・事務手数料:契約時に別途かかるケース
- 振込手数料:入金時に差し引かれる場合がある
契約前に「手数料以外に費用はかかりますか?」と必ず確認し、実質的な受取額を計算したうえで比較することが大切です。
手数料を少しでも抑えるためのポイント
複数社に一括査定をかける
最も効果的な方法は複数のファクタリング会社に同時に査定依頼をすることです。1社だけに相談すると、その会社の条件が相場より高くても気づきにくい。複数社の提示条件を並べることで、交渉の余地も生まれます。
3社間を検討できる場合は積極的に
取引先との関係上、通知しても問題ない場合は3社間ファクタリングを選ぶことで手数料を大幅に下げられる可能性があります。
売掛金の金額・支払いサイトを整理して提示する
査定依頼時に、売掛先の企業規模・金額・入金予定日を明確に伝えることで、より正確な条件提示を受けられます。情報が不明確だとリスク込みで高い手数料を提示されることがあります。
よくある質問
Q. 手数料が相場より高い場合、交渉できますか?
A. 複数社の条件を提示することで交渉できるケースがあります。一括査定を活用して比較材料を持つことが有効です。
Q. 手数料は契約前に確定しますか?
A. 審査後に正式な手数料が提示されます。査定段階では目安の提示になるため、正式な条件を確認してから判断することをおすすめします。
Q. 手数料が極端に低い会社は信頼できますか?
A. 相場を大幅に下回る手数料を提示する会社には注意が必要です。別途費用が発生したり、契約条件が不透明なケースがあります。当サービスでは透明性を選定基準の一つとしています。
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編集部より:手数料は必ず複数社で比較を
1社目で提示された手数料をそのまま受け入れてしまう方が非常に多いです。実際に複数社に依頼したところ、同じ売掛金で手数料が半分以下になったケースもありました。面倒でも比較することを強くおすすめします。
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